Press Release 1st February 2021 – Japanese

世界バイオエコノミーフォーラム開催–ブラジル ベレンから

世界バイオエコノミーフォーラム開催ブラジル ベレンから

Press Release 1.2.

世界バイオエコノミーフォーラムでは、今年のフォーラムを2021年10月18日から20日までブラジル、パラ州のベレンで開催することを発表しました。ベレンはブラジルのアマゾン地域に立地し、循環型バイオエコノミーを実装する上で世界的に注目すべき重要な地域として焦点を当てます。

今年のフォーラムでは、持続可能な開発に関する原点に立ち戻った大切な議論を行うべくアマゾン地域とベレンに注目し、世界のハレベル講演者と専門家が集まります。

世界バイオエコノミーフォーラムは、これまでフィンランドのルカ(Ruka)で開催されてきましたが、今回、初めてルカ以外での開催を決定いたしました。同フォーラムの諮問委員会では、世界には各地域に適したそれぞれの多様なバイオエコノミーがあり、すべての地域に当てはまる一律のバイオエコノミーが存在しないことをよく認識しています。地域経済システムに応じたバイオエコノミーを機能させるための工夫にほりバイオエコノミーを構築している地域も散見されます。世界にはこうした多様なバイオエコノミーが存在することから、特に注目される取組みを行っている国や地域を舞台に、本フォーラムを定期的に開催していくことを決定しました。この度のブラジルパラ州にあるベレンは、その最適な例と言えます。

当フォーラムの創設者兼会長であるユッカ ホンカラ(Jukka Kantola)は、次のように述べています。

「2020年のフォーラムは、おかげ様で世界50か国以上からご参加頂き、魅力的なフォーラムであったということで成功裏に終えることができました。2021年の世界バイオエコノミーフォーラムでは、場所をブラジルのベレンに移しての開催となり、フォーラムが今後も進化発展していくためのステップになります。ブラジルのベレンは、フォーラム開催地として魅力的な場所であり、循環型バイオエコノミーにおける世界的なキーパーソンや関係者がブラジルに集結します。そこで語られる多様な物語を世界で共有できることは私たちの大きな喜びです。」

今回のフォーラムはパラ州との共催になります。

パラ州知事のヘルダー・バルバリョ(Helder Barbalho)は、次のように述べています。

「世界バイオエコノミーフォーラムは、開発の重要な時期にあるパラ州で開催されます。我々は生物多様性に基づいた経済を模索し、特に最も困窮している人々を含む全てのコミュニティにバイオエコノミーにおける機会を提供していきます。

パラ州政府は、行政開始以来、地域の実情から国民の生活までコミットすることを重視し、マクロ戦略に基づく持続可能な開発目標(SDG)に向けた取組みを行ってきました。

「経済活動の軸として優先されるのは、森林との共存可能な開発に資するソリューションです。その一例として、アマゾン・ナウ・プラン(Amazon Now Plan)では、温室効果ガスの実質排出量ゼロ水準を到達目標の一つとしています。この目的を達成するため、同計画では環境犯罪の抑制、生産チェーンの支援から、土地や環境に関する法制化まで4 つの行動方針を策定しています。 」

このフォーラムは、ブラジルを代表する農業・林業協会でバイオエコノミーを志向するABAG(The Brazilian Association of Agribusines)とIbá(The Brazilian Tree Industry)の支援を受けて開催されます。

ABAGの取締役会のマルチェロ・ブリト(Marcello Brito)会長は、次のように述べています。

「ブラジルが世界バイオエコノミーフォーラムの開催場所になったことを光栄に思います。私たちが考えているよりもはるかに広大なアマゾン生物群系は、国のほぼ半分をカバーしており、ここでは非森林と混合植生を含む異なる森林体系が22種類あるのです。この広大な地域にはすでに人の手が加わっています。農業、食品加工業、化粧品産業など、森林ベースのバイオエコノミーにおいて既に成功している産業も多く、当該地域のバイオエコノミーについて議論するのはまさに時宜を得たタイミングです。私たちはこのイベントが成功することを確信しています。」

また、Ibá(ブラジル木材産業)のパウロ・ハートゥン代表は、「バイオエコノミーと持続可能性のビジョンによって、天然資源を意識的に利用する製品生産モデルへの道筋が示されるのです。そしてクリーンエネルギー源の供給や、気候変動への影響緩和、質の高い食料やその他の再生可能な製品が提供されるようになるのです。Ibáの支援も受けてブラジルで開催される世界バイオエコノミーフォーラムでは、意識的に持続可能性に対する新しいメンタリティ、例えば健全で健康志向が強い消費マインドを持っている、一言で言えば、世界の未来に関心を持つ消費者に注目していることを示しつつ、我が国の栽培林業部門およびグリーン経済への取組みと可能性を証明します。

今回の世界バイオエコノミーフォーラムの計画はフォーラムの議題に沿って、順調に進行中です。フォーラムの議題は、下記の4つのテーマで構成されています。

  •  バイオエコノミー:人々、地球、政策
  • グローバルリーダーと金融界
  • 私たちの身の周りのバイオプロダクツ
  • 未来を見据えて

 また、フォーラムは共同宣言をもって終了します。

 世界バイオエコノミーフォーラムへのご参加方法については、www.wcbef.comをご覧ください。

 詳細については、ユッカ カントラ ( Jukka Kantola)までお問合せください。

+358 40 552 8880、info@wcbef.com

世界バイオエコノミーフォーラム(WCBEF)について

WCBEFは、シンクタンクによるイニシアティブです。循環型バイオエコノミーの主要なステークホルダーなど関係者でアイデアを共有し、気候変動を緩和しながら、より持続可能な経済を達成するために、再生可能ではない産業、製品、サービスに取って代わるバイオベースの責任あるイノベーションを促進するためのプラットフォームを提供しています。

パラ州について

パラ州には144の市町村があり、1,245,870.798km²以上の面積に860万人(IBGE、2018)の人口が分布しています。同州はアマゾンとブラジル北部地域で最大の消費市場と経済規模を誇っており、国内GDPの2.2%、北部地域GDPの43.5%に貢献しています。パラ州はブラジルで12番目に大きな経済規模を持つ州であると位置づけられています。

ABAGについて

ブラジルアグリビジネス協会(ABAG)は、1993年に設立されました。ブラジル国内外の農業関連ステークホルダーとの関係性を構築してブラジルのアグリビジネスにおける持続可能な開発を支援するのが設立の目的です。同協会は、アグロ産業システムと政府、民間セクター、各種団体、教育機関などとの関係を強化促進する重要な役割を果たしています。 ABAGは、農業生産の現場であるフィールドから関連産業界、流通、サービスまで、全セグメントのプレーヤーを集めた唯一の業界機関です。

Ibáについて

ブラジル木材産業(Ibá)は、林地から工場まで、植林木材生産チェーンの体制を管轄する機関です。Ibáは、松、ユーカリ、産業用途向けのその他樹種から生産される木材製品のプロモーションを行うためにも、関連政府機関、植林生産チェーン関係者、重要な役割を担う経済や社会、環境関連機関、大学、学校、消費者や報道関係などの国内外の事業体に対して木材産業セクターの便益を守る取組みを行っています。

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